ふと、「ここに声を残していってね」と言われても、いざ目の前にマイクを向けられるとなかなか言葉が出てこないものだ。誰かからのリアルタイムな返事があるわけでもなく、広大なネットの海にただ自分の声をポツンと放り投げる。この「誰もいない空間に向かって話しかける」という行為は、想像以上にハードルが高い。SNSのタイムラインに書き込むのとは、また違った気恥ずかしさがある。
だからこそ、GPVoiceにはあえて「テキスト入力」も用意してある。
「音声の掲示板」と言いつつ、まずは文字で打ち込んで投稿してもいい。そして、そのテキストをどうせなら……ということで、いまやあちこちで引っ張りだこの「ずんだもん」をはじめとした素敵な音声読み上げ機能にも対応させてみた。

自分がキーボードで打った言葉が、お馴染みのキャラクターたちの声に変換されて、その場所にじんわりと響く。自分の生声で喋るのはちょっと恥ずかしいけれど、これなら少し肩の力を抜いて参加できる気がしないだろうか。
返事があるかどうかなんて分からない。だからこそ面白い。まずは文字を打つだけでもいいし、キャラクターの声に代弁してもらうだけでもいい。このちょっと風変わりな空間に、あなたの最初の欠片を置いてみてほしい。

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