今のWebやスマホアプリのデザインは、どこを見ても洗練されていて、美しくて、ミニマルですね。無駄な装飾は削ぎ落とされ、目に優しいニュアンスカラーが並び、誰もが迷わずに使えるUIが正義とされてます。
……もちろん、それはそれでとても素晴らしいことだと思います。
ただ、ふとブラウザを閉じたときに、何が残るでしょうか。あまりに綺麗に整えられた空間は、どこか借り物のように綺麗すぎて、自分の足跡を残したという実感が薄れてしまう気がしませんか?
だから、GPVoiceの画面は、あえて「けばけばしいデザイン」にしています。
目がチカチカするような原色や、平成初期のインターネットを思わせるカオスな空気感、昭和のネオンを無理に再生しようとして失敗したあの感じを、現代の技術であえて再解釈してぶつけてみています。効率や美しさの文脈から外れた場所にある、あの「なんとなく怪しげで、ワクワクする感じ」を取り戻したかったから。
洗練されたUIに慣れきった目からすると、最初は少し面食らうでしょう。けれど、その「ノイズ」のなかにこそ、誰かがそこにいた生々しい温度や、予定調和ではない偶発的な出会いが隠れているはずです。
綺麗なだけの画面に飽きたなら、このけばけばしい空間を、どうか面白がってほしいと思います。

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。